バハカォン店内写真 トゥカーノ リングイッサ カウンター

 9月13日am11:00。この日は午前中に厨房機器で有名なホシザキの担当者の人が来て、バーの要、ビールサーバの設置作業。カウンターからニョキっと生えるタイプのシルバーのサーバマシンを付けて貰ったんだけど、カウンター板に挟んで留めるタイプより全然カッコいいです。コレ。ちなみに、バハカォンの生ビールはサッポロビールの黒ラベルに決定!サーバのてっぺんには黄金の星がキラリと輝いています。さらに、この日の夕方からは氷屋さんに直接行って、バハカォンで使う氷の選定とアイスストッカーのレンタルについての打ち合わせ。話が脱線しつつ30分程打ち合わせをして、概ね氷の目処を付けたところで、フラワーコーディネータのヤスコさんがバハカォンに置くグリーンを届けてくれるとのコトだったので、バハカォンで待ち合わせ。この日に海を渡って届いたのは、サンバ史の中でも意味を持つマンゴーの木。なんとこのネットに包まれた実の付いたマンゴーの木はヤスコさんからのプレゼントです。横浜の気候に合わないという話は聞いてたんだけど、なんとか枯らさない様に大切に育てます。他にも希少種のブラジルヒメヤシや、バハカォンをディレクションするmocidade vagabundaのロゴにも使ってるハートマークの葉を持つモンステラなどなど。バハカォン内にこの日に届いたグリーンを置いてみたところ、雰囲気が一変。店内が一撃で華やかな雰囲気に。グリーンの効果ってスゲー。注文の多いグリーンの入手を快く引き受けてくれたヤスコさんにはホントに感謝。
 9月14日am11:00。この日は運命の保健所チェックの日。朝からバハカォンに集まると、まずは工事の廃材やゴミの撤去作業。トタンや木材などの廃材や、ダンボールなどのバハカォンの工事の痕跡となるゴミの山を一箇所にまとめ、保健所の検査担当者が来るまで待機。pm14:00。そして運命の検査結果は……厨房内の天井の色や、カウンター内のストック置き場との仕切り壁の問題、手洗い器の高さなど数箇所がアウト。一発で通らなかったのは残念だったけど、どれも対応可能な範囲だったので、ホッと一安心。そのまま買出しに出発し、真っ白なコーヒーテーブルをゲット。残ったあと2席分の椅子も探したんだけど、気に入ったモノに出会えずにこの日の捜索は断念。保健所の検査もあったりで精神的にもクタクタだったので、買出し後は改修作業に少しだけ手を付けたところで解散。
 9月15日。この日は朝から食材や消耗品の買出しへ。ペーパーナプキンやフォークやナイフ等のシルバーを大量購入して、夕方からバハカォンの改修工事に。この日は久しぶりに深夜まで黙々と工事を続け、保健所から指摘された箇所をことごとく修正。それにしても、天井のペンキ塗りってめちゃめちゃ難かしい。さらに、mocidade vagabundaのフジタくんから寄贈されたCDJセット(!)と、天吊型のスピーカーの取り付けも完了。ようやくバーとしての体裁が整って来ました。それにしても、長年愛用して来たCDJセットをポンっと寄贈してくれたフジタくんには感謝。そして驚嘆。
 9月16日。保健所チェックを終え、ようやくバハカォン開店の目処がたったコトもあって、この日はバハカォン工事に手を貸してくれたみんなを招待して、バハカォン(ほぼ)完成記念『99%パーティ』を開催。残念ながらスケジュールが合わなくて参加出来なかった人もいたんだけど、バハカォンが今の形になるまで快く手を貸してくれたみんなが一同に会した風景にはただただ感激。まだまだはじめの一歩を踏み出したばっかりだけど、この一歩目を色んな形で支えてくれたみんなには本当に感謝。『ありがとうございました。』
 そして今日(9月18日)。連休明けの13時から保健所の再チェック。なんと前回の検査で指摘された箇所をクリアして、見事に合格!その場で営業許可申請を行いました。いよいよ barracão da mocidade が本格始動です。詳細はまた追って。


 9月6日。台風が接近し荒れた天気の中、今日もホームセンターへ。この日の目当てはバーカウンターとキッチンに取り付ける水道の蛇口の購入。蛇口の品揃えが豊富だったホームセンター・ホームズにクルマで乗り付けると早速蛇口コーナーを物色。目当てのレバー付きの蛇口を3つゲット。あっさりと目的を達成して店内をブラ付いていると、省スペースのロングサイズの蛍光灯が激安。照明を埋め込んだフロアカウンターに対抗して、バーカウンターにもライトを埋め込むつもりだったので、コレも速攻で購入してバハカォンへ。この日の作業はバーカウンターへの購入したてのライトの設置。カウンター裏側にずらっと取り付けてみたところ、ちょうどいい具合にカウンター天板下の隙間から光が漏れる構造。フロアに続いてコレもかなりエロい(笑)。台風接近もあってこの日の作業はあっと言う間に終了。
 9月7日pm13:00。この日の夜は、バハカォンをディレクションするmocidade vagabundaというサンバ小集団のオールナイト・イベント「ensaio tecnico」を横浜関内地区にあるZAIMで開催する予定だったので、昼間のみの作業。この日は、中高同級生のマサルがガスと水道の工事へ。なんと、ほぼ新品に近いガス湯沸かし器をバハカォンに寄贈してくれた上、設置してくれました。ついにバハカォンにお湯が!大感謝!さらに手際の良い作業で、キッチンに置き去りになっていたシンクに蛇口を設置。あっと言う間に水も開通!さすがプロ!!実際に自分達の手で店を作ってみて、プロのスゴさをあらためて実感。マサルが水道工事を行ってる間、遂にバハカォンの扉へのロゴ入れ作業に。防音対策でめちゃめちゃゴツくなったバハカォンのドアにシリコン塗料で丁寧に描いてはみたんだけど、漆喰仕上げ面への細かい塗装はムズい。80点の出来ながらもロゴの入ったドアにはちょっと感動。
 9月10日am10:00。この日は前回に引き続きマサルがバーカウンターの水道工事に。これまた驚愕のスピードで次々に水道管を設置。バーカウンターの2層シンクと、従業員用の手洗い器が付きました。水道工事は素人には手が出せない領域。マサルには本当に感謝。
 水道工事の後は、食器類の購入のためにクルマで東京へ進出。狙い通りのテイストのグラスや皿を次々に購入した後、渋谷のバーblenblenblenのマスターのゴウさんに教えて貰った川崎テンポスバスターズへ。ココで偶然にも探していたちょうどいいサイズのテーブルを発見!慌ててテーブルを2個購入すると、無理矢理クルマに押し込んで帰路へ。この日はスゲー充実の手ごたえ。
 この日で上下水道も完備したので、次回はいよいよ保健所の内見。バハカォン・プロジェクト最大の山場の到来です。


 9月1日pm12:30。この日は前日から泊り込みで作業に来ていたウニアンのナタリー&ワカナと前日の続きの仕上げ作業。再びトイレに閉じ篭った2人のおかげでつい2日前までオレンジ色だったバハカォンのトイレが真っ白な漆喰壁に。めちゃめちゃ爽やか。ついでに、つい数日前まで曇りガラスだった玄関ドアまで両面真っ白。玄関ドアは残すはロゴ入れだけ。
 9日2日。この日は夕方から青山プラッサ11でブラジルから来日中のGrupo Um Jeito de Ser のライブがあったので、作業は行わずに買い出しへ。ガラスブロック製のフロアカウンタに埋め込むライトとカウンターチェアの残り5脚を購入。早速バハカォンに持ち込み、フロアカウンターにライトを設置。フロアの照度を下げるとめちゃめちゃエロい。狙い通りです(笑)。
 9月3日。この日はソエジが青・黒・白のモシダーヂ・カラーのトイレのドアを仕上げてトイレに設置。ここ数日ドアが無くて使用出来なかったトイレがやっと使用出来るようになりました。そして夜は、バハカォン工事中に柏レイソルからベガルタ仙台にレンタル移籍したオーナーの岡山一成、財務担当のツルちゃん、経理担当のキョウコ、ゼネラル・マネージャのアニ、ホール・マネージャのカマシ、キッチン・マネージャのソエジが勢揃いしてバハカォン近くの沖縄料理屋で開店に向けての最後の打ち合わせ。開店までの詳細な役割分担を3時間みっちりと話しながら、沖縄料理を堪能。いよいよラスト・スパートです。
 9月4日。この日は午後に数年来の友達のフラワーコーディネータのヤスコさんとバハカォンで待ち合わせ。バハカォンに置くグリーンについて、色々とアドバイスを受けながら相談。地下に降りる階段にマンゴーの木を置きたかったんだけど、どうやら気温が8度以下になると枯れちゃったりする可能性があるらしい。1時間近く色々話し合った挙句、マンゴーの横浜での育成にチャレンジしてみることに。どうやらヤスコさんのツテを辿って沖縄から空輸して貰うコトになりそうです。
 9月5日。この日はmocidade vagabundaのスエとカッキーが合流してカウンターチェアの組み立て作業とバハカォン入り口に置く看板の作成。2時間程度の作業で組み立てと、OSB板に漆喰を塗った看板へのロゴ書きが終わったところで、キョウコとレイチが現在ネギーニョ・ダ・ベイジャフロールのバックバンドとして来日中のアルカンジョさんを引き連れてバハカォンへ。ドアの防音対策のテストのためにバハカォンでの初パゴーヂに参加してくれるとのこと。mocidade vagabundaのノリ、横浜のエスコーラ・ヂ・サンバ(サンバ団体)サウーヂに所属するまどかさんも合流して1時間ほどがっつりとパゴーヂ。ドアへの防音対策が比較的うまく行ってるコトを確認したところで、ビール片手に話してたら、なんとアルカンジョさんがブラジルでかなり売れたパゴーヂ・バンドGrupo 100%のメンバーだったコトが発覚!興奮して壁にサインして貰った上、しこたま記念撮影をした挙句にパゴーヂ再開!スゲーいい1日でした。
 というわけで、5日分のブログをまとめて書いてみたんだけど、溜めるとスゴい大変なので、これから開店までマメにアップするようにします。反省。


 8月29日。午前中からキッチン・マネージャのソエジの一人作業。この日は、キッチン側キャビネット裏に貼ったビニールクロスへの塗装。このビニールクロスがテーブル用クロスを無理矢理壁に貼ったヤツだったから、水性塗料が載らずに一時中断して、セキチューにシーラー(下地材)を購入へ。スプレーのシーラーを購入してチャレンジするも、相変わらずペンキをはじいちゃうので、再度セキチューに向かい刷毛で塗るタイプのシーラーを購入。コレを無理矢理ビニールクロスに厚塗りしてから乾燥を待って、ようやくペンキ塗装。この強引な手段でなんとか無事に塗装も無事完了。夕方仕事帰りにバハカォンに向かうと、モシダーヂ・ヴァガブンダのサエボンとほぼ同時に到着。ココからは、カウンター左サイドの壁へのトタン貼り作業。前日に作成した木工のフレームに巨大なトタン板を金槌と豪腕を使って折り曲げて、クギと木ネジで打ち込んでいくんだけど、トタンがかなり硬くてめちゃめちゃ難航。トタン板が木製フレームとうまく噛み合わない感じ。うまく噛み合わないところを無理矢理腕力で曲げながらだったので、身体中切り傷だらけ。数枚打ち付けたところで、この日の作業は終了。
 8月30日am10:30。この日は浅草サンバカーニバルを終えたUnião dos Amadores(学生サンバ連合)から山車制作者のナタリーと待ち合わせ。未着手だったトイレ周辺の内装を丸ごと依頼。というワケで、トイレ周辺のオレンジ色の壁紙剥がしと漆喰塗装を開始。初期のバハカォン工事内容とスゴい似た作業で、なんだか懐かしい感じ。さらに別部隊は前日の続きのトタン貼り作業の続きも別部隊で続行。そしてpm14:00には同じくウニアンからサトゥが合流。さすがに直前まで浅草サンバカーニバルの山車とか衣装を手掛けてただけあって、ウニアン部隊は作業慣れしてて仕事が早いです。トタン貼りとトイレ前の廊下部分の漆喰塗りを完了してこの日の作業は終了。前回挫折したトタン壁がうまく行ったのには感動。
 8月31日pm12:30。前日から泊り込みで作業に来てたナタリーと、同じくウニアンのワカナがが合流して、午後から作業開始。この日はトイレ壁の漆喰左官とトイレのドアの塗装。そして懸念材料だった入口ドアの防音と装飾にも着手。トイレ壁は用意していた漆喰を使い切っちゃったため、急遽セキチューで内装用の珪藻土を購入。ナタリーとワカナは6時間近くをトイレ内で過ごす羽目に。途中カマシがベージュの珪藻土を間違えて買って来ちゃうトラブルはあったものの、9割方の塗装がこの日で完了。完成までもうチョットって感じ。そしてトイレのドアは、mocidade vagabundaカラーの青・白・黒の三色でペンキ塗装。室内で厚塗りしたせいでペンキが全然乾かなかったので、この日は片面のみ。さらに玄関ドアは、初めから付いていた曇りガラスドアのガラス部分に厚手のゴムを貼り、その上にベニアを接着。コレだけでも隙間テープの効果と相まって結構な防音効果を発揮。さらにこのベニアに漆喰仕上げ予定なんだけど、心配してた音のダダ漏れは防げそうな予感。パゴーヂとかライブのためにも防音は結構大事。来週あたりテストでパゴーヂやってみないと。
 こんな感じで、3日間の作業はかなりのハイペース。各部仕上げ作業に入って来たのでいよいよ完成間近を実感。次回はこの日の仕上げ作業の続き。積み重ねて来た各パーツが日に日に完成していくので、作業しててもめちゃめちゃ面白いです。


 8月28日。この日は午前中からホールマネージャ・カマシとキッチンマネージャ・ソエジの2人での作業。それぞれが持ち場のバーカウンターとキッチンの塗装の仕上げ。まずバーカウンターは、前日の天板の取り付け作業の続きとペイント。濃い目のニスで仕上げられたカウンターは激シブ。ダウンライトを反射するぐらいのピカピカの仕上がり。そしてキッチンはペンキ塗り。間取りの関係でめちゃめちゃ狭い空間になっちゃったので、癒し効果を求めて、壁の一部を赤とピンクのポップなテイストでのペイントしてみました。スゲーかわいい。無口で強面のソエジとの対比がいい感じです。
 夕方に仕事を終えてからバハカォンに到着すると、ピッカピカに塗装を終えて完成に近づいたカウンターに感激。早くこのカウンターに座ってカイピリーニャ飲みたいです。なんて妄想してる場合でも無いので、この日もそのまま一人作業に突入。この日は、以前チャレンジして失敗に終わったトタン壁の下地作り。トタン板の固定と、立体的な取り付けのためのフレームを組みます。黙々とノコギリで角材を切り、釘と木ネジをフル活用して接合し続けるコト約2時間でフレーム完成。いつもは作業時間の半分近くが会話に使われてるので、一人で黙々と作業するとスゲー早いコトを発見。勉強になりました。というワケで、次回はトタン板の仕上げに再チャレンジ。

 8月27日pm14:00。この日は起きたら午後という最悪のスタート。電池切れの携帯を床に放り出して寝ていたため、カマシとも連絡を取り損ない、一人での作業。こんな日もあります(苦笑)。
 この日に予定していたのは、カウンターの天板の取り付け。一人作業の日に限ってモノがデカかったりします。まずはじめにバハカォンに向かい、カウンターの寸法を計測。する予定が、現場に色んなモノが散乱していてメジャーが見当らず。というワケで、まずはバハカォンの片付けと清掃からスタート。清掃途中、木材やトタン板の下から次々と工具が発掘されるものの、肝心のメジャーは未発見。適度に掃除を済ませたところで、メジャーの捜索を諦め、1mの金定規で地味に計測。結果4m強。カウンターの天板に使用するつもりだった木材は、最長3m66cmでカットされていたため、一枚板では不可能。梁の位置を考慮して3m50cm+50cmの板を組み合わせるコトに決定してセキチューへ。
 木材コーナーで3m66cmの木材と一人で格闘しながら台車に載せ、各木材のカットを依頼。カットされた木材を例によってレンタル・トラックに載せてバハカォンに向かい、部材を全て降ろした後、そのままセキチューへトラックの返却。さらにバスでバハカォンへ。うーむ。さすがに一人作業は非効率。
 で、早速カウンターの骨組みに天板を載せたところで大問題。やはり天然素材だけあって、購入した木材が微妙に反ってたり、曲がってたりしていて、天板を載せた時に微妙な段差や隙間が発生。3枚の天板を並べ替えたりしながら、影響が最小になる並び順を熟考。それにしても、狭いバハカォン店内で3mを超える木材の移動は、取り回しだけでも大変。床の上のトタンに引っ掛けたり、コーヒーの缶をひっくり返したり、悪戦苦闘しながら配置を決めるといよいよ天板の固定作業へ。
 かなりの時間ロスがあったので、長い板の固定作業まででこの日の作業は終了。でも、いよいよバーカウンターの完成間近。やっぱりバーカウンターが出来ると、俄然店っぽい感じになってきます。

 8月24日am11:00。この日は前日に打設したカウンター足場のコンクリートの様子を見るためにバハカォンで集合。24時間養生の早強コンクリートで前日の打設完了時間までまだ3時間ぐらい時間があったので、養生用の新聞紙に水を掛けてこの日もまたセキチューへ。この日の作業はカウンター壁面の取り付け。足でガツガツ蹴っても大丈夫な様に分厚めのコンパネをカウンターサイズにカット。この日も例によってレンタル・トラックでバハカォンへ。コンパネを下ろすと、早速カウンターの足に木ネジでガシガシとコンパネを取り付け。
 丁度コンパネの取り付けが完了した頃にオオクボくんとキャシイが順次合流。養生時間が過ぎたので、コンクリートの上に載せていた新聞紙を剥がし状況を確認。めちゃめちゃキレイに打説出来てたんだけど、足置きの壁面に打ち付けたOSBボードとの間に少しだけ段差が出来てたので、仕上げ用のモルタルで最終仕上げ。ココでもオオクボくんの左官テクが炸裂。漆喰と比べるとかなり塗り難いモルタルを恐ろしいスピードで塗り固めていくオオクボくんをボクらは後方から応援するのみ。センスってスゲー。この日の作業はモルタル仕上げまでで終了だったんだけど、オオクボくんとキャシイが翌週から学会で不在なので、細かい壁の仕上げについて延々と打ち合わせ。コレで翌週の作業工程もばっちり。
 8月26日am11:30。前日は日本のサンバ関係者の祭典、浅草サンバカーニバルだったので、この日はゆるめの作業で、カウンター用の椅子探し。11:30に集合して前日のカーニバルのビデオを鑑賞した後、カマシ、ソエジ、そしてコンクリート打設に活躍したレイチと合流してクルマで出発。バハカォンのカウンターはほんの少しだけ高めに作ったので、この高さにあうカウンターチェアの発掘はかなり重要。にもかかわらず、あっと言う間に一目惚れ。実際に座ってみた感じの確認のために一脚だけ購入してバハカォンへ。
 この日は夕方からリオのエスコーラ(サンバ団体)G.R.E.S. Beija-Flor de Nilópolisのインテルプレッチ(歌手)、ネギーニョ・ダ・ベイジャフロールのライブがバハカォン徒歩圏内の関内ホールであったため、カウンターチェアを置いただけで即ライブへ。ネギーニョのライブを満喫した後、ブラジルから日本の取材に来ていた記者のジャイールさんを工事中のバハカォンに案内。国境を越えた面白そうな企画がポンポン飛び出す夢心地のカタコト・トーク。バハカォンのスタートが本当に楽しみです。
 そんな会話をしながら、しっかり全員でカウンターチェアに座って高さのチェックをしてみたんだけど、153cm〜180cmオーバーまで全員がOKとのこと。というワケで懸念のカウンターチェアはコレで確定!黒い座面の憎いヤツです。
 さらに、某音響メーカー勤務で横浜のエスコーラでヂレトール(音楽監督)をやってるフジタくんと関内ホールでばったり会ったので、バハカォンに設置するスピーカーの選定を依頼。バハカォンの広さとか音の響き方なんかを考慮しながらオススメ・スピーカーをいくつかリストアップして貰ってこの日の作業は終了。いよいよ追い込み時期です。


 8月22日。この日はオオクボくんとカマシの2人で午前中からカウンター部材の買出しでみなとみらいのセキチューへ。骨組みに使う75mmの角材と2×4の部材を前日に採寸した寸法でカットを依頼。ちなみにバハカォンのカウンターの高さは1130mm。女の子がカウンターチェアに座ってで足をブラブラさせた時にちょうどかわいく見える絶妙な高さ。木材の44カットの工程を延々と待ち続け、例によってレンタル・トラックでバハカォンへ。
 午後からはソエジも合流し、バーカウンターの骨組み作業。バーカウンターで一番重視したのは、その頑健さ。万が一倒れたりしたら大惨事なので、これでもかという位に巨大な釘とカスガイを使って固定。カウンターの下端には、カウンターの固定+足置きのために流し込むコンクリートのための型枠を打ち付けたところでこの日の作業は終了。廃棄に困っていた改装時に壁から剥がしたレンガタイルを、念のためカサ稼ぎで型枠内に投入。段ボール3箱分のレンガタイルが無くなって作業スペースも確保。一石三鳥ぐらいのナイスアイデア。そして作業の最後にガラスブロックのフロアカウンターにミニ蛍光灯を埋め込んで電球の様子見。さすがに蛍光灯は明るすぎるみたい。
 8月23日。翌日もオオクボくんとカマシの2人作業。この日は朝からセキチューに行きコンクリートの購入。難しいコトは良く分からないので、初めから骨材が入ってて水で混ぜるだけの便利なコンクリートを6袋購入。コンクリート袋をトラックに詰め込んでバハカォンに搬入し早速打設。打設の時点で近隣住民のレイチが合流。コンクリートを型枠に流し込み始めたところで、コンクリートが6袋じゃ全然足りないコトが判明し、12袋のコンクリートを追加購入。そしてそのまま打ちも打ったり18袋。しかも、オオクボくんとレイチの緻密な左官作業は感動的な精度の高さ。22時過ぎ、関内での仕事を終え、噂を聞き付けた職場の上司や同僚達とバハカォンに立寄ってみると、コンクリート製足置きがめちゃめちゃキレイに仕上がってて本気でビックリ。セメント・アドバイザーのカオルンの指示に従い、近所のコンビニで東スポを購入すると、打設したコンクリートの上に濡れ新聞紙を敷き詰めて帰宅。翌日の状態がスゴく気になるところ。ちなみに養生に使用した東スポの一面は、「中島美嘉 全裸盗撮騒動」でした。


 8月20日am11:00。バハカォンでホール・マネージャのカマシと待ち合わせキャビネットの仕上げ作業へ。計16コのキューブにL型金具を取り付ける地味な作業。延々とドライバーを回し続けてるところへオオクボくんが合流。金具を付けたキューブを積み重ねての位置決め。少しずつ位置を変えながら3人でアチコチから眺め回し、約1時間後にキューブのレイアウトが確定。そのままバックサイドの巨大なボードへ木ネジで取り付けて完成!ようやくキャビネットが仕上がりました。
 続いては、キャビネットの逆サイドの壁の仕上げのために、新山下地区のホームズにクルマで買出し。ホームズはセキチューと違ってレンタル・トラックが無いので、この日はクルマを自力調達。この日の目当ては銀色のトタン板。コレを金槌で叩いたり、強引に曲げたりしながら、壁と天井にベタベタと取り付け、波に飲み込まれる様なデザインになる計画。6尺と7尺のトタン板を大量に購入すると、強引にクルマに押し込んでそのままバハカォンへ。
 早速トタンをクルマから降ろすと、金切り鋏と金槌と腕力を駆使して、新品のトタン板をダイナミックな形状に加工。そして曲がりくねったトタン板を電動ドライバーで強引に壁に取り付け始めた途端、「ばふっ」という異音と共に足元に火花が。どうやらトタン板を曲げる作業をしている時に誤って電源の延長コードを傷付けていたみたいで、その部分がショートしてコードが真っ黒コゲに。作業がノッて来てたコトもあって、近くのコンビニで延長コードを速攻で調達し、取り付け作業を再開しようとすると、「カチッ。カチッ。」という電動ドライバーのスイッチの空音のみが響くだけで全く動作せず。延長コードがショートした時の過電圧で電動ドライバー1号も死亡した模様。というワケでこの日の作業はココで終了。前途多難です。
 8月21日。この日は前夜にセキチューで購入しておいた電動ドライバー2号を使用してのトタン板の取り付け作業の続き。細い角材を壁際に組んだりしながら、天井まで覆うトタン板の波。のハズが、ココでも大トラブル。天井の石膏ボードが幾重にも重なったトタン板の重量に耐えられず、ガサっと落下するハプニング。現状で固定出来たとしても、経年劣化の危険性を考慮して、このトタン板プランは一時ペンディング。全てのトタンを取り外して、カウンター制作に先に取り掛かるコトに決定。バハカォンに転がっている端材を使って、カウンター天板の高さを徹底検証して全てを採寸。翌日からはいよいよバーカウンターの制作に取り掛かります。

 8月18日am11:30。前日仕上げたモルタル・スロープの状態の確認のためにカオルンとバハカォンで待ち合わせ。早速モルタルの状態を確認すると養生の状態もばっちりでヒビ割れとかは全然ナシ。しかも、刻印されたチェブラーシカもくっきり。コレでスロープ作業は無事に完了!
 カオルンがスロープを確認して大学に向かった後は、キッチン・マネージャのソエジと2人で木工パーツのニス塗装。午前中にやや濃い目のニスを買ってきてたんだけど、OSBボードに塗ってみるとチップのスキマに塗料が溜まってムラが激しかったので、薄めのニスを買い直して塗装開始。この日は、仕事帰りに職場の後輩のナオと、OBのあいぞうの2人が入れ替わりで駆け付けてくれたおかげで、作業がめちゃめちゃスムーズに進行。壁に張り巡らせたOSBボードも、キャビネット用のキューブも、前日に出来たてのベンチもニスでツヤツヤ。
 ちなみに、この日はバハカォンから徒歩5分の横浜スタジアムで横浜レゲエ祭が開催。スタジアムから漏れ聞こえる爆音の低音と、関内周辺に溢れかえった夏フェス感満載な群集、そして地下への階段を降りるボクら。テンション上がったり下がったりで大忙しでした。