バハカォン店内写真 トゥカーノ リングイッサ カウンター
barracãoプロジェクト(26)

 8月29日。午前中からキッチン・マネージャのソエジの一人作業。この日は、キッチン側キャビネット裏に貼ったビニールクロスへの塗装。このビニールクロスがテーブル用クロスを無理矢理壁に貼ったヤツだったから、水性塗料が載らずに一時中断して、セキチューにシーラー(下地材)を購入へ。スプレーのシーラーを購入してチャレンジするも、相変わらずペンキをはじいちゃうので、再度セキチューに向かい刷毛で塗るタイプのシーラーを購入。コレを無理矢理ビニールクロスに厚塗りしてから乾燥を待って、ようやくペンキ塗装。この強引な手段でなんとか無事に塗装も無事完了。夕方仕事帰りにバハカォンに向かうと、モシダーヂ・ヴァガブンダのサエボンとほぼ同時に到着。ココからは、カウンター左サイドの壁へのトタン貼り作業。前日に作成した木工のフレームに巨大なトタン板を金槌と豪腕を使って折り曲げて、クギと木ネジで打ち込んでいくんだけど、トタンがかなり硬くてめちゃめちゃ難航。トタン板が木製フレームとうまく噛み合わない感じ。うまく噛み合わないところを無理矢理腕力で曲げながらだったので、身体中切り傷だらけ。数枚打ち付けたところで、この日の作業は終了。
 8月30日am10:30。この日は浅草サンバカーニバルを終えたUnião dos Amadores(学生サンバ連合)から山車制作者のナタリーと待ち合わせ。未着手だったトイレ周辺の内装を丸ごと依頼。というワケで、トイレ周辺のオレンジ色の壁紙剥がしと漆喰塗装を開始。初期のバハカォン工事内容とスゴい似た作業で、なんだか懐かしい感じ。さらに別部隊は前日の続きのトタン貼り作業の続きも別部隊で続行。そしてpm14:00には同じくウニアンからサトゥが合流。さすがに直前まで浅草サンバカーニバルの山車とか衣装を手掛けてただけあって、ウニアン部隊は作業慣れしてて仕事が早いです。トタン貼りとトイレ前の廊下部分の漆喰塗りを完了してこの日の作業は終了。前回挫折したトタン壁がうまく行ったのには感動。
 8月31日pm12:30。前日から泊り込みで作業に来てたナタリーと、同じくウニアンのワカナがが合流して、午後から作業開始。この日はトイレ壁の漆喰左官とトイレのドアの塗装。そして懸念材料だった入口ドアの防音と装飾にも着手。トイレ壁は用意していた漆喰を使い切っちゃったため、急遽セキチューで内装用の珪藻土を購入。ナタリーとワカナは6時間近くをトイレ内で過ごす羽目に。途中カマシがベージュの珪藻土を間違えて買って来ちゃうトラブルはあったものの、9割方の塗装がこの日で完了。完成までもうチョットって感じ。そしてトイレのドアは、mocidade vagabundaカラーの青・白・黒の三色でペンキ塗装。室内で厚塗りしたせいでペンキが全然乾かなかったので、この日は片面のみ。さらに玄関ドアは、初めから付いていた曇りガラスドアのガラス部分に厚手のゴムを貼り、その上にベニアを接着。コレだけでも隙間テープの効果と相まって結構な防音効果を発揮。さらにこのベニアに漆喰仕上げ予定なんだけど、心配してた音のダダ漏れは防げそうな予感。パゴーヂとかライブのためにも防音は結構大事。来週あたりテストでパゴーヂやってみないと。
 こんな感じで、3日間の作業はかなりのハイペース。各部仕上げ作業に入って来たのでいよいよ完成間近を実感。次回はこの日の仕上げ作業の続き。積み重ねて来た各パーツが日に日に完成していくので、作業しててもめちゃめちゃ面白いです。


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