バハカォン店内写真 トゥカーノ リングイッサ カウンター

 8月11日am10:00。午前中にキッチン・マネージャのソエジとみなとみらい地区のホームセンター・セキチューで待ち合わせ。8日の夕方にオオクボくん&キャシィと打ち合わせたカウンター裏のキャビネットのデザインに沿って、OSBボードとランバーコアをカット依頼。はじめて木材カット・サービスを利用したけど、めちゃめちゃ安くてビックリ。こんなコトならはじめからカット・サービス利用しとけば良かった。なんて後悔もしてみたり。ちなみに、キャビネットは奥行きの違うキューブが少しずつズレながら雑に積み重なった感じのデザイン。というワケでキューブ用にカットして貰った材料と、キューブを支えるための構造用の2×4木材を大量購入。例によってセキチューでトラックを無料レンタルしてバハカォンへ。
 材料を2人掛かりで運び込んだ後は、亜熱帯地獄と化したバハカォン内で木ネジと木工用ボンドを使って淡々とキューブ制作。約3時間で作ったキューブは16個。4×4で積み重ねた見た目は圧巻の大迫力。コレがキャビネットとして組み上がるのを想像すると、めちゃめちゃ楽しみです。
 この日は、キャビネット制作以外に壁に張り巡らせたOSBボードの塗装のテストのためにサンプル用のニスを数色購入してOSBボードの端材に塗布してみたけど、ピンと来る仕上がりはナシ。うーむ。どんな仕上げにするか悩むところ。
 ちなみに、バハカォンは席数は規定より少ないものの、集合住宅の地下物件なので、店舗を開くためには、消防署の講習を受けた防火管理責任者が必要なコトが発覚。というワケで、8月上旬、ホール・マネージャのカマシ・ド・カヴァコが午前中から2日間の講習に通って、無事に防火管理責任者の修了証をゲット。ただ、消防法でかなり細かくルールがあるみたいでバハカォンが消防署に使用開始届けを受理してもらうには、今のキッチンに換気扇フードが必要とのこと。換気扇フードについてはノーケアだったため、自営で厨房関係の仕事をしてる同級生のマサルに早速相談。9日には金属加工をしてる会社を紹介して貰って、スグに見積もりを依頼。ホント頼りになります。

 8月7日。バハカォン内装工事はこの日はオオクボ隊長と大学の研究室の後輩のノブシュの2人。夕方19時にバハカォンに到着した頃には漆喰を塗った全ての壁の下半分に貼るOSBボードが切り出されてました。エアコンの効かない店内での作業はサウナに匹敵するハズ。本当に感謝。ちなみに真っ白な漆喰壁とこの日切り出したOSBボードの木目とのコントラストは、瀟洒なギャラリー・テイストがプンプン。さて、バー・ブラジレイロとしてはこのOSBボードをどう仕上げるか悩ましいところ。最終的にどう仕上がるか本当に楽しみ。
 そしてこの日は、20時から我らがシダーヂ・ヂ・オウロ(黄金町)で第3回目の試食会。集まったのは建築会社の代表取締役からギャル音大生までバラエティに富んだ12名。今回はウィークリー・プレート用にキッチン・マネージャのソエジが試行錯誤して生み出したメニューの試食がメインだったんだけど、フードについては量の多さ以外はかなり好評。メニューの完成も近い感じ。さらにこの日の試食会ではホール・マネージャのカマシ・ド・カヴァコの作るドリンクの試飲会も同時開催。バー・ブラジレイロを名乗る以上、カイピリーニャとバチーダ・ヂ・ココの2大人気メニューのレシピへのこだわりは大事。これまでもこの2つのメニューは何度となく試飲を繰り返してバハカォン・レシピを作り続けて来たんだけど、みんなの意見を聞いて最後の微調整の結果、ついにバハカォンのレシピが完成。さらにこの2つのメニューだけじゃなく、バハカォンの随一のスウィート・カクテル、青春のイチゴ味、バチーダ・ヂ・モランゴの試飲も。こっちはこれまで、イチゴ味を生み出す材料の試行錯誤を延々と繰り返しながらも、コレ!って味に出会えずに断念しかかってたんだけど、今回遂にカシャーサにピッタリのイチゴ・ソースをゲット。さすがホール・マネージャー!
 というワケで、今回の試食&試飲会でもたくさんの感想・意見が飛び交い大感謝。フードもドリンクもかなりメニューが固まって来たので、残るは大仕事の店の内装工事。まだまだハードルはたくさんありそうな感じだけど、今出来るのは全力疾走のみ。今年も夏は熱いです。


 2007年8月3日。AM10時。この日はキャシィが大学の課題で多忙だったため、オオクボ君と2人で桜木町で待ち合わせて、巨大ホームセンター・セキチューへ。前日にチョイスしておいた材料をワゴンをガラガラと転がしながら次々と購入した後、セキチューのトラック貸出しサービスを利用して一路バハカォンへ。
 購入したのは、幅20cm弱のフロア・カウンター用のOSBパネルと2×4の木材がメイン。フロア・カウンターは通常は飾り棚としても利用可能な優れモノで、バハカォンの内装ではかなり重要なポイント。これまで漆喰左官作業オンリーだった内装作業もいよいよ木工作業に突入。
 この日は述べ8人の作業チームが集合したので、左官作業と木工作業を手分けして担当。左官作業はシックイン経験者が増えて来たコトもあって実にスムーズ。最後に残っていた一面の壁があっと言う間に完成。クオリティもかなり高め。木工作業も順調に進んで、この日1日だけで、フロア・カウンターのほとんどが完成。残るはディテールと塗装のみ。かなりノッて来た感じ。
 ちなみに、この日の作業中には横浜のエスコーラ・ヂ・サンバ(サンバ団体)と横浜ブラジル音楽祭を主宰するカズーさんもフラっと激励に登場。「作業は一生懸命やっちゃダメ。ゆるくやんないと。」という自由人らしいコメントを残して去って行きました。感謝(笑)。
 そんなこんなで、この日は10時〜19時までほぼ休憩無しでギッチリ作業。作業後は前日に引き続きオリオンビール生。エアコンの効かないハードな地下労働後のビールはいつ飲んでも最高。次回からは壁面の木工作業予定です。



 2007年8月2日AM10時。バハカォン内装作業2日目。この日は午前中にオオクボくん&キャシィと待ち合わせてみなとみらいの巨大ホームセンター・セキチューへ。ちなみに前日の花火大会で泥酔したオオクボくんは、いつもの倍近くムクんだ顔のまま約1時間半遅れて到着。3人で合流した後、翌日から組み始める予定のフロア・カウンターの素材の下見をテキパキと済ませるとそのままバハカォンへ。
 この日の作業も前回の漆喰左官作業の続き。午後からは建築学科卒の現役新人OLがライト・グリーンの渾身の中学ジャージで登場。「シックイン」って新語も誕生し、続々とシックイン希望者が殺到するこの感じ。スゲー熱い。ちなみにこの日に塗った漆喰は約10キロで、2面目の壁まで終了。
 作業後は、バハカォン近くの沖縄料理屋でオリオンビール生。労働の後のビールは最高です。ちなみに次回からはいよいよ木工作業突入です。


 2007年8月1日。横浜の臨港パークで神奈川新聞社主催の花火大会開催され、みなとみらい地区が人混みで溢れかえってる頃、大岡川越しに花火の見える黄金町に集まったメンバーは4名。今回はバハカォン一押しのミュージック・フードのカショーホ・ケンチの試食会。カショーホ・ケンチは簡単に言うとホットドッグのこと。
 ライブ観ながらでもパゴーヂしながらでも簡単に食べれるカショーホ・ケンチは、手軽でお腹いっぱいになるめちゃめちゃナイスなフード。試食会なのでパンや中に入れるソーセージ、上に載せるトッピングを変えたりしてみたんだけど、さすがにカショーホ・ケンチは2つ食べたらお腹いっぱいでギブ。というよりも、今回の件で試食会では絶対に全部食べちゃダメなことが判明。簡単に目の前の食欲に負けちゃう自分達に反省です。
 というワケで、今回の試食フードは写真に載せた2点。マッシュポテトとフライドポテトを載せたヤツと海老グラタンを載せたカショーホ・ケンチ。おまけはクリームグラタンスープ。